最近友人に彼氏ができました。その彼氏がどうも信用ならない気がして、なぜか私がモヤっとしています。なんとかしてください。汚いから見せられない、と言う理由で友人は家に行ったことがないと言うのですが、その男は私を家に誘ったことがあります(コンパで知り合ったので、彼らが付き合う前にその男にご飯に誘われたことがあります。もちろん家には上がってませんが)。また、乱交パーティをやったことがあるというような話までしだして、人間として気持ち悪くて仕方ありません。ですが友人にその話をする前に彼らが付き合うことになり、言い出せずに2ヶ月ほど経過しています。友人の顔を見たり、近況を聞くのも、なんかできなくなってきまし
(モヤっとの続きです)一緒に住む話が出てるけど、なんとなく信用できないから…と聞くたびに、その男は乱交男だよ!とかその部屋きっと別の理由で見せられないんだよ!とか思ってしまって居心地が悪いです。わたしに恋人がいないから、恋人がいる人が羨ましくてこんな気持ちになっているだけかもしれないな、と思ってみたのですが、なんともこのモヤモヤが治りません。でも今更、思っていることを友人に話すのも、それが理由で友達が減っても嫌だなと思うので言えません。ほっておけばいいのかもしれませんが…彼らの関係がどこまで深いのか、また彼がどれだけ彼女に誠意を持っているのか全くわからないですし、わたしの人生には関係のないこと
(以上質問文後半)
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前半後半に分けてご質問をいただきましたが、なぜかどちらも途中で途切れてしまっているような感じですね。どうしたのでしょうか。
少し不本意ではありますが、おっしゃりたいことはおおむね受け取れたと思うので、以下お答えします。
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あなたのもやもやの原因をざっくり言ってしますと、そのお友達の立場に自分を置いて考えすぎているというか、共感しすぎているというか、そういうことのような気がします。
お友達の知らないその彼氏の情報をあなたは持っていて、あるいはお友達とは違った形でその彼氏と接触した経験があって、それをもってすれば、例えばあなたはそのひとと恋人になることは少なくともあり得ない。
基本的にはそれだけのことで、それに加えて、その情報をお友達のほうに(いまさら?)提供してしまうのも、今度はわざわざ関係を壊そうとしているような感じもして、友人を失ってしまうことにつながりかねなくて、それもしがたい。
■
「一緒に住む話が出てるけど、なんとなく信用できないから…」というのは、そのお友達ご本人の発言なのでしょうか。
よくわかりませんが、基本的には恋愛感情というものは理不尽なものです。どうして自分がそこにいるのかはわからないし、そこに居続けることにも抜け出すことにもわかりやすい理由はなかなかない。理詰めで何かを決めようとすると感情に反抗されてしまうこともしばしば。
あなたが種々の条件を勘案しつつ、お友達の気持ちになって考えたところで、その理不尽は埋められるものではありません。冷たい言い方になってしまった気もしますが、あなたにもそれは納得していただけるのではないかな、と思います。
■
そんな中であなたにできるのは、そのお友達の立場にいるのは本人ただひとりで、あなたとは違う人間だし、違う理不尽のなかにいる、という当たり前の事実を確認することです。
顔を見たり、近況を聞いたりするのがしんどければ、あなた自身を守るために逃げてもいいけれど、お友達をお友達として大切にしたいのであれば、あなたにできることは、他人であって他人でしかない近しい友人として、そのかたと関わり続けてあげることだけではないでしょうか。
そして、もしお友達に身体的あるいは精神的に危害が加えられていて、しかもそれが本人の力ではどうにもならないような形で立ち現れているような状況になったとしたら、そのときはその事実を指摘し、ある意味で救って差し上げることが、お友達としての最高の形であると思います(もちろんこれは理想型ですから、そこまで至らないことだってあっていいわけですが)。
だから少なくともあなたがして差し上げられることがあるとすれば、もしもの場合にその兆候に気付けるように、ちゃんと友人関係を続けることくらいなのではないかな、ということです。
あなたの価値観に沿って最初から最後までお友達を導こうとすることではなく。
■
論旨が明確でなくなってきましたが、まずはあなた自身を守ることだと思います。あなたの人生に関係のないことに心をかき乱されて、必要以上に何かを損なわれてしまうようなことからは、逃げたってゆるされます。人間としての嫌悪感のあるものについて間接的にとはいえ知ることが、耐えられなくなってしまうことだってあっていいし、そこまで耐える必要はありません。
それを前提として、いまそのような状況にあるお友達に何かあなたがするとすれば、それはお友達であることなのですよ。
■
あぶない状況から守ってくれるひとより、お友達のほうが本当は貴重な存在なはずで、日常的な感覚の中で、それは見失いがちなことかな、と思っています。
また何かありましたら、お話聞かせてくださいね。
あるいはおっしゃりたいことをちゃんと受け取れていないことも、あるかもしれませんから。
(以上質問文後半)
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前半後半に分けてご質問をいただきましたが、なぜかどちらも途中で途切れてしまっているような感じですね。どうしたのでしょうか。
少し不本意ではありますが、おっしゃりたいことはおおむね受け取れたと思うので、以下お答えします。
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あなたのもやもやの原因をざっくり言ってしますと、そのお友達の立場に自分を置いて考えすぎているというか、共感しすぎているというか、そういうことのような気がします。
お友達の知らないその彼氏の情報をあなたは持っていて、あるいはお友達とは違った形でその彼氏と接触した経験があって、それをもってすれば、例えばあなたはそのひとと恋人になることは少なくともあり得ない。
基本的にはそれだけのことで、それに加えて、その情報をお友達のほうに(いまさら?)提供してしまうのも、今度はわざわざ関係を壊そうとしているような感じもして、友人を失ってしまうことにつながりかねなくて、それもしがたい。
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「一緒に住む話が出てるけど、なんとなく信用できないから…」というのは、そのお友達ご本人の発言なのでしょうか。
よくわかりませんが、基本的には恋愛感情というものは理不尽なものです。どうして自分がそこにいるのかはわからないし、そこに居続けることにも抜け出すことにもわかりやすい理由はなかなかない。理詰めで何かを決めようとすると感情に反抗されてしまうこともしばしば。
あなたが種々の条件を勘案しつつ、お友達の気持ちになって考えたところで、その理不尽は埋められるものではありません。冷たい言い方になってしまった気もしますが、あなたにもそれは納得していただけるのではないかな、と思います。
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そんな中であなたにできるのは、そのお友達の立場にいるのは本人ただひとりで、あなたとは違う人間だし、違う理不尽のなかにいる、という当たり前の事実を確認することです。
顔を見たり、近況を聞いたりするのがしんどければ、あなた自身を守るために逃げてもいいけれど、お友達をお友達として大切にしたいのであれば、あなたにできることは、他人であって他人でしかない近しい友人として、そのかたと関わり続けてあげることだけではないでしょうか。
そして、もしお友達に身体的あるいは精神的に危害が加えられていて、しかもそれが本人の力ではどうにもならないような形で立ち現れているような状況になったとしたら、そのときはその事実を指摘し、ある意味で救って差し上げることが、お友達としての最高の形であると思います(もちろんこれは理想型ですから、そこまで至らないことだってあっていいわけですが)。
だから少なくともあなたがして差し上げられることがあるとすれば、もしもの場合にその兆候に気付けるように、ちゃんと友人関係を続けることくらいなのではないかな、ということです。
あなたの価値観に沿って最初から最後までお友達を導こうとすることではなく。
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論旨が明確でなくなってきましたが、まずはあなた自身を守ることだと思います。あなたの人生に関係のないことに心をかき乱されて、必要以上に何かを損なわれてしまうようなことからは、逃げたってゆるされます。人間としての嫌悪感のあるものについて間接的にとはいえ知ることが、耐えられなくなってしまうことだってあっていいし、そこまで耐える必要はありません。
それを前提として、いまそのような状況にあるお友達に何かあなたがするとすれば、それはお友達であることなのですよ。
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あぶない状況から守ってくれるひとより、お友達のほうが本当は貴重な存在なはずで、日常的な感覚の中で、それは見失いがちなことかな、と思っています。
また何かありましたら、お話聞かせてくださいね。
あるいはおっしゃりたいことをちゃんと受け取れていないことも、あるかもしれませんから。