かれこれ10年くらい友達関係にある男友達がいます。何でも話せる、大切な友人です。彼の趣味が女子寄りなためか非常に話が合い、お互いの憧れの地、北欧へ旅行にいこう!と盛り上がりました。とはいえ彼は「男と二人きりで旅行なんて大丈夫?」と何度も何度も確認してくれます。わたしとしては「何もない」ならアリです。純粋に旅行が楽しみだからです。でも、男女の友情が女の幻想だということも理解しています。やはりこの旅行は軽率なんでしょうか?ちなみにお互いに恋人はいません。
うらやましい関係ですね。あこがれます、そういうの。
旅行、楽しそうだなあ。
ひとつ気になるのは、「何もない」ならアリ、とおっしゃいますが「何かある」というおそれをどのくらいと見積もっていらっしゃるのでしょう。言い換えるなら、どのくらいお友達としての彼を、そういう意味で信頼していらっしゃるのでしょうか。
askをいただいた印象から述べるならば、確かめたことはないから不安ではあるけど、基本的には信頼していらっしゃるのかな、と思いました。どうでしょうか。
そうでなければ、あなたはもし純粋に旅行が楽しみでも、そんなに前のめりになっていないと思うのです。
そうだとしたら、「男女の友情が女の幻想だ」なんて、寂しいことをおっしゃらないでください。大切な自分やご友人を、あるいはその関係を、一般論の檻に閉じ込めてゆがめてしまうのは、悲しいことです。
■
さらに付け加えるならば、男女の友情は少なくとも幻想ではないと思うけれど、そこには同性どうしであれば必要ない、「試される」タイミングがあるように思います。
キャッチコピー的な言い方をするならば、もしかしたら友達のままでいられなくなりそうな、そういう選択肢が見えるタイミングが何度かあって、今回のそれもきっとそのひとつなのだと。
こうなったときにその「タイミング」を無視することはできなくて、提示された選択肢のうちからどちらかを選びとらなければならない。しっかりと友達のままでいるか、それを放棄するか。
「男女の友情は女の幻想」というのは、そこで放棄の選択肢をとってしまうことについて、一般にはそれは男性の側からであることが多いとされる、ということなのでしょう。
つまり何が言いたいかというと、「何もない」ことについて彼を一応でも信用できるなら、ぜひ旅行には行くべきだと思います。
「男と二人きりで旅行なんて大丈夫?」の問いに対して、「やっぱりそれはまずいからやめておこうかな」と答えることは、僕にはある意味においてやはり放棄の選択肢であるように思えてしまうのです。
■
「男と二人きりで旅行なんて大丈夫?」というのも、おそらく別に「二人きりで旅行なんてしたらあなたのことを恋愛対象として見てしまうかもしれない!」という意味ではなくて、たんにあなたの側の世間体とか、そういうことを心配してのことなのでしょう。
そうであるならば、つまらないことをおっしゃるんだなあとも思いますが、それだけ彼にとっても大切にしたい関係なのかな、とも。
でもそういう意味でいっても、お互いに恋人もいないのだから、別に何も気にする必要もないと思いますけどね。
■
憧れの北欧旅行が実現し、それが楽しいものになるようお祈りしております。
そのあかつきには、すてきなお土産話をおすそわけしていただけたら嬉しいです。
ではひとまず、このへんで。
旅行、楽しそうだなあ。
ひとつ気になるのは、「何もない」ならアリ、とおっしゃいますが「何かある」というおそれをどのくらいと見積もっていらっしゃるのでしょう。言い換えるなら、どのくらいお友達としての彼を、そういう意味で信頼していらっしゃるのでしょうか。
askをいただいた印象から述べるならば、確かめたことはないから不安ではあるけど、基本的には信頼していらっしゃるのかな、と思いました。どうでしょうか。
そうでなければ、あなたはもし純粋に旅行が楽しみでも、そんなに前のめりになっていないと思うのです。
そうだとしたら、「男女の友情が女の幻想だ」なんて、寂しいことをおっしゃらないでください。大切な自分やご友人を、あるいはその関係を、一般論の檻に閉じ込めてゆがめてしまうのは、悲しいことです。
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さらに付け加えるならば、男女の友情は少なくとも幻想ではないと思うけれど、そこには同性どうしであれば必要ない、「試される」タイミングがあるように思います。
キャッチコピー的な言い方をするならば、もしかしたら友達のままでいられなくなりそうな、そういう選択肢が見えるタイミングが何度かあって、今回のそれもきっとそのひとつなのだと。
こうなったときにその「タイミング」を無視することはできなくて、提示された選択肢のうちからどちらかを選びとらなければならない。しっかりと友達のままでいるか、それを放棄するか。
「男女の友情は女の幻想」というのは、そこで放棄の選択肢をとってしまうことについて、一般にはそれは男性の側からであることが多いとされる、ということなのでしょう。
つまり何が言いたいかというと、「何もない」ことについて彼を一応でも信用できるなら、ぜひ旅行には行くべきだと思います。
「男と二人きりで旅行なんて大丈夫?」の問いに対して、「やっぱりそれはまずいからやめておこうかな」と答えることは、僕にはある意味においてやはり放棄の選択肢であるように思えてしまうのです。
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「男と二人きりで旅行なんて大丈夫?」というのも、おそらく別に「二人きりで旅行なんてしたらあなたのことを恋愛対象として見てしまうかもしれない!」という意味ではなくて、たんにあなたの側の世間体とか、そういうことを心配してのことなのでしょう。
そうであるならば、つまらないことをおっしゃるんだなあとも思いますが、それだけ彼にとっても大切にしたい関係なのかな、とも。
でもそういう意味でいっても、お互いに恋人もいないのだから、別に何も気にする必要もないと思いますけどね。
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憧れの北欧旅行が実現し、それが楽しいものになるようお祈りしております。
そのあかつきには、すてきなお土産話をおすそわけしていただけたら嬉しいです。
ではひとまず、このへんで。