できます。でもそこで言う「力」というのは絶対値だけですね。力には向きもある。嫉妬と劣等感を変換した力が向かう向きはどっちかしら。ちょっとこわいかも。絶対値が大きければなおさら。大事なことなので改めて言いますが、嫉妬は本質的に「競争」を内包しています。「あいつをおとしめれば自分が上がる」的な。それは非常に矮小で危険な発想です。劣等感もそれに近いですね。そうではなくて、もっと絶対的な基準、正しさ・美しさ・喜び、といったものを中心に据えた方がまどしも、と思います。自分と誰かを比べてどうこう、なんてせせこましい話ではなく、もっと雄大な視点に立つ方がいい。と私は思います。