最近TVの放送で歌舞伎町のぼったくりの防止のために警察がビラを配ってるという放送を見て、 うちの母が、 「オレオレ詐欺とちがって、ぼったくり店がわかるはずなのに、どうして検挙しにいかないの」 民事不介入といえ、このような疑問は当たり前にでるはずです。 TVもそこを説明して、警察の立件が難しいと説明すべきだと思います。 マスコミも警察よりの考えになっているのでしょうか?先生はどう考えますか? 警察も件数が増えてるからだとおもいますが、ぼったくりに対して、動いているような気がします。

5月22日(金)に警察官が歌舞伎町で注意喚起ビラ配布をしているニュースが報道がありましたね。注意喚起することやそれをマスメディアが報道することはとてもよいことだと思います。
お母様の疑問もごもっともですね。ただ私は警察の立件が難しいという説明は正しくないと思っています。
立件しやすいケースもしにくいケースも十把一絡げに「民事不介入」という嘘で、交番に助けを求めに来た被害者を見殺しにし続けてきた交番の対応、後日被害届を提出したいと申し出た被害者に同じくこれは「刑事」にならないねと嘘(後日立件されるケースであってもそのような対応をしていることが確認できています。)をついて、被害申告を受け付けないという警察署の対応。こららの警察全体の対応が一番罪深いと理解しております。
マスメディアも新宿区も商店街も、警察の発表を垂れ流すだけ、なにかいわれても反論すらできない、とにかく警察を動かしていくための論理力と法的思考力が決定的に足りません。なので、注意喚起活動をやります、じゃあ報道します、というこんなしょーもない(失礼!)、事情を知っている人間からするとほぼ無意味なビラ配り活動を、警察の望む通りにテレビカメラがはりついて、ニュース一丁上がりといった報道ということになってしまうのです。
今回のビラ配り活動だって、私は、本気で被害撲滅をいうのであれば、1月から4月に相談があった店舗(十数店は被害続出の悪質店として特定できているのですから)のまさに店の前で、客引きつれられてきたお客さんにそのビラを配布してあげればいいですし、飛んで火にいるなんとやらの客引きの方を検挙してあげればいいですし、もっというと別の日に現認、写真撮影で証拠をおさえたうえで(というか、被害者からの被害申告自体が十分証拠となるはずなのですが)、店側の検挙を月に何件かでもやればいいのです。
この先ある程度の期間は、店への立ち入りなどをやるのかもしれませんが、一応やりました→一応やったという報道、ということを繰り返すだけでは、被害件数はまるで変わることはないでしょう。
検挙と被害者救済は別物です。まずは交番に助けに来た被害者を店員から引き離して帰宅させること(双方に連絡先交換をさせたうえで。納得出来ないほうが裁判をすればよい。それが法治国家にある警察ができる、極めて真っ当かつ公平な処理といえるはずだから)を徹底することです。これだけで被害のかなりの部分が防げます。
あとは店側も客側もこの種のトラブルは堂々といいたいことを主張して、納得できなければ裁判も仕方ないという文化になればいいと思っています。裁判自体は別にこわいものでもなんでもないのです。言い分が衝突したときに、どちらに軍配をあげてもらえるか、その判断をする機関が裁判所なのですから、そこで決着をつけるのは本当に真っ当で当然の処理なんだと。そこまでの認識が国民全体にないので、当日の解決を焦って、あとは底知れぬ恐怖も手伝って、結局、納得出来ない金額を支払わされておわりという屈辱です。
ほんとうに被害客はかわいそうです。3,000円~7,000円という料金で大丈夫と店につれていかれての何十円もの請求をうけるのです。堂々と裁判で決着しましょうという主張こそが一番正しい。この認識を被害者も警察官も皆が共有できることが一番重要です。
報道するにしてもそこの報道が必要です。警察はこんなこといいました。それをまんま報道します。それだけでは意味が無いのです。私達ひとりひとりが賢くなること、知識をもつこと、これがほんとうに重要です。

View more