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人はなぜうそをつく?

逆に、なぜ人はほとんどの場合正しいことを言うのでしょうか。それは、正しい情報をやりとりすることが、大半の場合は互いの知識を増進し利益になるからです。対して、うそを言うのは利益にならないどころか、信頼が崩れてコミュニケーション自体が成り立たなくなります。
ただ、相手が正しい情報を知ることが常にいいことだとは限りません。自分にとって都合が悪いことはあるのはもちろん、知らぬが仏という慣用句のとおり、相手にとっても本当のことを知らないほうが利益になる場合だってあります。
真実を隠すことによる利益が、うそを言うことで信頼が損なわれる不利益を上回るとき、人はうそをつくのでしょう。

こんにちは 最近の楽しみはなんですか?

私の楽しみは常に同じです。本を読んで思考のヒントを得て、散歩をしながらアイデアを思いつき、ツイッターでアイデアを形にし、ブログで考えをまとめるという、一連の知的活動が至高の楽しみです。
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予算も時間も気にしなくていいとしたら、どこに旅しますか?

間違いなくイギリスに行きますね。あそこは私の第二の故郷でして、少年期を5年間過ごしました。たった5年だけなのに、あそこで受けた思想的影響は大きく、今もかなり英米的なものの考え方をしてしまいますね。
観光名所を巡るのはもちろん、今でも印象に残るほどまずい料理を懐かしくいただくというのもありかもしれません。

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テスト前日はしっかり睡眠とりますか?それとも徹夜して勉強しますか?

徹夜で勉強しても翌日に忘れるので、しっかり睡眠する派でした。

最近はまってるゲームってありますか?

最近に限りませんが、Total War: Rome Ⅱが好きですね。リアリティや戦略性に富んだ戦闘システムだけではなく、ヘレニズム時代の世界観が好きです。

あと1年間の生命ってなったらどうしますか?

面白い質問、どうもありがとうございます。
仕事を即座に辞め、残った貯金を使って、普段休みにしていること(本を読み、散歩をし、思索をし、ツイッターやブログで発信する)を死ぬまで続けるのではないでしょうか。
ここで、人生が残り少なくなったら、(生きているうちに)本当にしたかった特別なことを急いでやりたいと考える人も多いかと思われますが、私にそのような発想はありません。
私は基本的に、「無条件になにかがしたい」という欲求を持たず、「生きている場合に限り、なにかをしたい」という条件づけられた欲求しか持ちません。欲求を満たす(ことにより快楽を得る)のは、生きる上で必要だから行うに過ぎず、欲求を満たすために生きることは本末転倒だと考えています。
前者の無条件な欲求を持っていれば、なにかをするために残り少ない人生を使おうと考えるのも自然ですが、私は後者なので、残り人生がすくなければ、「したいなにか」を余生に詰め込むことができなくても(何かをしたいという欲求が死とともに消え去っても)問題がないと考えています。
要するに、私はエピクロス主義者なのです。
Liked by: きつね

浮気や不倫はなぜしてしまうのだろうか?

まず、性愛を抱く相手が一人だけである必然性はありません。好きな人以外みんな無関心ということのほうが不自然ではないでしょうか。我々は、一人だけでなくほかの人とも話したいのと同じくらい自然に、一人だけでなくほかの人にも性愛を抱くのです。
確かに話すことと性愛には違いがあります。後者には独占欲、つまり自分の恋する相手には自分だけを恋してほしいという欲求が含まれます。だから、他の人に恋をすることは、相思相愛の人を害することになると考えられています。(私はばれない限り害にはならないと考えていますが。)相思相愛の相手を害することは、自分の悲しみにもなるでしょう。
また、このように相手を害する行為をしないように抑止をする道徳や法律があり、破ったことがばれた場合当然制裁があります。
ほかの人に対しても自然に抱く性愛の強度が、相手を害することによる悲しみと、道徳的・法的制裁に対する恐怖を上回るとき、人は浮気や不倫をするのだと思います。
私は浮気や不倫の動機は極めて自然だと考えているので、浮気や不倫をするのに「なぜ」があるとは思いません。むしろ、なぜ性愛に付随する身勝手な独占欲を守ることが、性愛に優先されなければならないのだと疑問に思っています。
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愛情表現素直に出来ます?

ネットでは恋愛をしたことがありますが、リアルに恋人と会う経験はしたことがありません。なので、愛情表現をする機会そのものがありませんでした。

恋人いたことありますか?

ネットでは恋愛をしたことがありますが、リアルに恋人と会う経験はしたことがありません。なので、恋愛や性愛については実体験を伴わない形式的な話しかできないと思います。

飽きるまで好きで居続けることは、自分に素直なことだけど、相手にとっては迷惑なこともあるのかなって考えてしまいます。そのあたりどうなんでしょうか

「好き」にも種類があると思います。恋、すなわち相手を肉体的かつ精神的に独占したいという欲を指すこともあれば、愛、すなわち相手が幸せになることを、あたかも自分の幸せのように望む態度を指すこともあります。
愛されて迷惑を感じる人はいないでしょう。自分を愛してくれる人は、自分のためになることはすれども、嫌なことはしないからです。対して、自分が恋をされるということは、自ら独占欲の対象となることなので、場合によっては迷惑に思うのも仕方のないことです。
あなたの「好き」は、恋と愛がまじりあった感情だと思います。まずは、二つの感情のどちらが強いかあなた自身が見極めるべきです。
もし愛が強ければ、相手に迷惑を与える可能性を考えて恋の感情をあきらめて愛に徹したほうが、相手だけではなく、あなたのためにもなるでしょう。対して、もし恋が強ければ、相手の迷惑をかけることは承知で自分の欲求に素直になったほうがあなたにとってはいいことだと思います。

あなたが一番好きなバラエティ番組は何ですか?

テレビはほとんど見ませんし、見るとしてもNHKのニュースやドキュメンタリーだけなので、バラエティ番組は知りません。面白くない回答ですみません。

将来の進路とか就きたい職種とか業界とかぼんやりとでも考えてないん?

ツイートで誤解を与えているかもしれませんが、不本意ながら、既に働いています。保険会社でアクチュアリー見習いをしてます。将来を語れるほど若くもありません。
Liked by: きつね

本当に心がしんどい時誰に相談したらいい?

何を求めるかによると思います。しんどさの原因を除去するためのアドバイスが欲しいのか、共感してもらうことでしんどさを和らげてほしいのか。前者ならば、過去に似たような経験があっても、ほかの人のことを客観的に考える余裕のある元気な人に相談すべきだと思います。後者ならば、現在似たような境遇に苦しんでいる人と励ましあうのが良いではないでしょうか。
私は前者の相談相手になれる自信はありませんが、後者の共感相手としてはお役に立てるかもしれません。

エロスについてどう思われますか?

エロスの定義については実はあまりわかっていないのですが、以前の質問で「恋」として回答したものとだいたい同じ概念だと思っています。特徴をまとめると以下の通りです。
・精神的かつ身体的に合一しようとする激しい情欲である
・成就されなければ激しい悲しみを伴う
・生殖に紐づき、独占的である
このエロスに対する態度は以下の通りです。
・エロスは人間としての本性に基づく自然な欲求であり、それが生じて充足されることは快をもたらすため、その人自身にとって善いことである
・しかし、生み出されたまま成就しないエロス、つまり満たされない欲求は、快よりも多くの苦を生み出すので、初めから持たない方がマシである。
・したがって、エロスは実現可能性を踏まえ、快が最大化されるように適度にコントロールすべきである。(他の欲求も同様です)
・しかし、エロスの力はこのコントロールをしばしば超えるため、有害になることが多い。
というように、快楽主義の立場から、エロスを原則として肯定しつつ制御の必要があると考えるも、制御を凌駕するエロスの力に驚きと危機感を持っているという次第です。
しかも、独占的なエロスが善たりうるのは「愛し合う二人にとって」のみであり、例えばその恋敵にとっては有害でしょう。
しかもエロスの向かう先である生殖は、反出生主義の立場から道徳的な悪と考えています。
・(成就する)エロスはそれ自体としては、愛し合う当事者にとって善である
・エロスは結果的には害を他人におよぼし、道徳的な悪をもたらすことが多い
要するに、(エロスに自分が「苦しめられることしかなかった」こともあって)全体としては否定的に捉えています。

もう一人の自分が現れたら、どうする?

・「もう一人の自分」は自らを映す最高の鏡ですので、自己の更なる理解のために活用します。
思想や性格まですべてが同じ自分がもう一人いれば、内観に加え、言動を通じた外面的な自己理解が可能となります。したがって、互いに観察、分析そして批判をすることで、自己をより深化させるべく努めると思います。
・「もう一人の自分」は最高の学びのパートナーですので、なにごとも、互いに説明を交わしながら共同で学びます。
物事の理解の仕方は、学ぶ人の数だけあります。そのため、説明者自身にとって解りやすい説明も、私にとっては解りにくいことが往々にしてあります。しかし、もう一人の自分は、私とほぼ同じ理解の仕方で、私にとって自然な説明をしてくれるでしょう。つまり、「私的言語」間の翻訳が不要となります。
以上のように、もう一人の自分と私は、内面および外面が類似する限りは互恵的な存在となりますが、時間が経過し、異なった環境で別様に成長するにつれて類似性(およびそのメリット)は薄れていくと思われます。
また、いくら内容が類似していようとも、私ともう一人の自分はアイデンティティを共有することはありません。なぜなら、二人は現れた時点では出発点を同じくしていても、以降は別の道を歩む別人だからです。確かにもう一人の自分は、私が反実仮想的にそうありえた可能性ではありますが、そのような取り返しのつかぬ過去の可能性は空虚なものです。
したがって、上で述べた協力は行いつつも、双子のように親近感を持ちつつも別人として接するのではないかと思います。

恋愛についてどう思いますか。 一般論というよりは、ご自身の感覚や欲求、嗜好の問題として。 今日、二次元とか、恋愛と生殖を分けるとか、いろいろな生き方があると思いますが。 差し支えない範囲で、お願いいたします。

私にとっては、恋愛の恋と愛は別物です。
・恋は相手と精神的かつ身体的に合一しようとする激しい情欲であり、他人を自分とは異なる他人として尊重する愛とは異なるように思います。
・また、恋は欲である以上成就されなければ激しい悲しみを伴いますが、他者を大切に想う態度である愛は、それ自体が一つの満足をもたらします。
・最後に、恋心はしばしば意に反して抱くものであり、恋は主体的にするよりも、させられるものであるのに比べ、愛は相手よりも、相手を愛するような自己の在り方に因るものだと思います。
上記の対照的な性質にも関わらず、恋と愛が恋愛という一語に結合するのは、恋が成就した暁に愛が芽生えることが多いとされるからでしょう。それがなぜかは、まだわかっていません。
・最初の相違点を挙げた際に述べたように、生殖は、もっぱら恋愛の恋に紐づくものだと思います。もし恋が性的な関係を規定する場合、生殖および子供の育成が上手くいくためには、恋は一方通行ではなく双方向で、(現代はともかく長い進化の歴史では)しかも独占的なものでなければなりません。
したがって恋は、相手と同一するのみならず、相手が「自分にだけ」恋をしてほしいとする欲求です。
・私の場合、もし二次元の人物を「愛する」ならば、それは恋とも愛とも異なるものだと思います。他者との合一を望む恋や、他者を大切に想う愛とは異なり、二次元の世界には他者がいません。なぜなら、二次元の世界は自分の想像以上のものではなく、二次元の人物が、三次元の人物と同じような意味で存在すると私は考えないからです。
従って、私が二次元の人物を愛する場合、それは自慰の域を出ないものだと思います。
最後に、恋と愛という恋愛の成分に対して私がどう思っているかですが、他者を愛することは望めど、恋する(させられる)ことは避けたいと思っています。
愛が生きる活力の源になることはここ最近実感するところですが、恋は成就されなければ激しい悲しみである上に、相手を独占して自由を奪おうと望むことですから、自他の自由を愛する私は持ちたくない感情です。
ただ、もし恋がきっかけで愛が生じ、その後に愛が恋を征服したならば、恋は愛を生み出したという手段的な意味で肯定されうるものだとは思います。
もし仮に私が一旦恋心を抱いてしまったのならば、恋が時間とともに消え去るのを待つか、恋を愛に転じようと努めるか、このいずれかを選ばざるをえないでしょう。

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貴方のことをもっと良く知りたいです。仲良くなるにはどうしたら良いですか。

仲良くなるためには、私も貴方のことを知る必要があるので、
twitterでリプライやDMを用いて、接触をはかっていただく他に方法はないと思います。
差支えがあれば、ダミーアカウントでも全然問題はありません。
私も貴方のことを知ることでこそ、貴方が私の何を知りたいかについても知ることができ、私のことをもっと知りたいという前者のご要望にも応えられると思います。
Liked by: Emu

オタク関係以外に趣味があったら教えて下さい

読書をしてはついったーで即興的に思考して文章にすること以外には、口笛、散歩や登山くらいでしょうか。

のもーよー!

たぶん質問を受けてから現在にいたるまでに、何度かあなたと飲みにいったと思います。

何歳でいらっしゃいますか?

回答時点(2016年現在)では、28ですね。もう身も心もオッサンです。

『そのあらゆる可能(possible)な結末を自分で引き受ける覚悟もないのなら、子供なんて生むな、以上。』の引き受ける覚悟というのはたとえばどんなことなのでしょう。

すみません、失礼ながら質問の存在に気付いていませんでした。
2年前の発言なのでよくは覚えていないのですが・・・仮に子供を作ったが故に自分や子供に不幸や貧困が降りかかるような事態(例えば重篤な障がいをもって子供が生まれる、子供を作らなければ避けられた貧困に陥いる等)が起ころうとも、己の不幸を自らの責任として受け止め、不幸な状況に子供を存在させてしまった罪を引き受ける覚悟のことだと記憶しています。

Language: English