中小企業にとっての最適な自己資本比率は何%くらいだとお考えですか?

中小企業ですか。いろいろ理屈はこねられますが、今は借りられるだけ借りればいいんじゃないですかね。金利がものすごく低いので、借りられるだけ借りて収益性、成長性がある事業に突っ込むのが今は正解だと思いますよ。今の日本でそんなに資金需要があるケースは稀だとは思いますけどね。今はカネを突っ込めば儲かる事業があるなら、借りられるだけ借りるが正解だと思っています。
ただね、普通は金利がありますからね。B/Sは理論上、キャッシュフローを生み出す資産の大きさを示すものですから、資産全体が何%のリターンを生み出すのか?というのはある程度期待される値がありますよね・・・。ただね、中小企業ですからね・・・。中小企業でちゃんと減損処理をちゃんとしたりして、B/Sの大きさを繊細に考えている会社なんてみたことないですけどね。中小企業のいい加減な会計処理を前提として自己資本比率を見る意味ってなんなんだろう?と思ったりしますよ。割とマジです。
なんか、質問がおおざっぱなので大学の課題っぽい感じがするんで、多少深く考えるきっかけをば。
自己資本があったとき、どの程度のレバレッジをかけて、どの程度のリターンなのか?は確かに安全性を図るうえで大事な考え方ですよね。財務レバレッジは自己資本比率の逆数ですよね。大丈夫ですよね?これはどの程度、経営自体がリスキーか?ということを見ていますよね。ただ、大きな会社、たとえばキアみたいなレバをかけまくってうまくいっている企業の場合は、株主の資本をうまく使って、効率的な経営をしているとも言えてしまうわけですよね。伝わりますか?だから、一概に安全性指標として自己資本比率を語るのはどうかと思うんですよね。ご存知のように日本の資本市場はクソなので、株主資本を効率よく使っていてもさほどほめてはもらえないでしょうけれど。
でね、中小企業ですよね。よく言われるように、資金繰りとか、現金がやばいとか、そういう話は流動比率や当座比率を見たほうがいいですよね。B/S全体の信憑性とか気にする必要がないです。それはつまり、短期の借金の支払いができるかを見るための指標です。
じゃあ、わざわざなんで自己資本比率を見るのか?ですよね。いらん資産は売ってしまえ的なことを言う人もいますけど、遊休資産の売却の先延ばしオプションがある場合に、無理やり高める意味とかないですよね。
ここまで、だらだら書いたことを見ると、結局、正しい情報が手に入るとして、金利と資産の中身、ROAによって、つまりはビジネスの中身によって適切な数値が決まるというのが正しい答えになるでしょうね。金利を仮置きして、金利の支払いに対して十分な利益率がどれぐらいか等、シミュレーションしてみてはいかがでしょう?マザーズあたりの有報から数字を拾って、規模別、業種別の数字などを調べて、安全性を鑑みるとこれぐらいが適切で、資本効率という意味ではどれぐらいのレバレッジをかけるのが適切など、やってみるといいでしょうね。
取り急ぎ、ご回答まで。

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