三太さんこんにちは!暇だとおっしゃってたので質問します! ポポロのカミセン見ましたか?剛くんがかっこよすぎて何も言えねぇってな感じなんですけど、剛くんが彼氏だったらという妄想をしていただけないでしょうか? 意味わかんなくてすみませんf(^^;

ポポロ見ましたよ……。買うつもりなかったのに0.2秒でレジに駆け出しましたよ…。ええ……。ふわふわカミセンかわいい…。そしてごうくんのビジュアルがよすぎてもはや暴力でしたね…。
ごうくんが彼氏だったらなんて、そんな最高に贅沢な設定、妄想でも金払わなきゃいけない気してくるよな。そして全然払う。
最近会えてないなぁ…舞台の稽古始まったって言ってたもんなぁ…寂しくても我慢しなきゃと思いながらも、せめて声だけでも聞きたいという気持ちが募り、私はある日の夜にごうくんにLINEします。
私【今大丈夫?】
1時間後に返信がくる。
剛【今稽古終わった】
剛【どした?】
私【遅くまでお疲れ様。ううん、もう大丈夫。舞台頑張ってね】
こんなに遅くまで稽古を頑張る彼の邪魔はできない。稽古が終わってすぐに返信をくれただけでも幸せだと思い、そう返信する。そして既読のまま放置され、30分後に電話が鳴ります。ごうくんからです。電話してくれるなんて思わなかった…。女心に敏感な彼はいつも私の本音を察してくれます。
私「もしもしごうくん?ごめんね急にLINEとかし…」
剛「今、家?」
私「え?うん、家にいるよ」
剛「行くわ」
私「…え?」
剛「今から」
え!?!?化粧だけ落としてお風呂にも入らずソファーに座っていた私は飛び起きます。
私「いいよ!稽古疲れてるでしょ?明日も稽古だろうし今日はゆっくり休ん…」
剛「もう出てる。5分で着く」
プツッと切れる電話。
は!?!?5分!?聞いてくれ人の話を!!…とっ、とりあえず化粧しなきゃ!ああでも5分ってすぐじゃん!どうしよう!あたふたしているうちにピンポーンとチャイムが鳴ります。早ッッッッ!!
剛「俺。開けて」
ドアの向こうからごうくんの声。ガチャッと鍵を開けると、私がドアノブを引く暇もなくごうくんがドアを開けて部屋に入ってくる。ニット帽を深く被った彼は、俯いたまま後ろ手にドアの鍵を閉めると、そのままニット帽を取って、クシャクシャっと髪をかいた。そして顔を上げて、私を見た。プッと吹き出す。
剛「…誰?(笑)」
私「えっ…?」
剛「すっぴん?」
私「…………あ」
………そういう意味か!!!誰?って!!!彼女のすっぴん見て笑うってどんな彼氏だ!しかもすっぴん見るのこれが初めてじゃないでしょうが!!
私「笑わないでよ!だって、急に、来るなんて、思わなかったから…」
語尾が弱くなる。ごうくんに会えた。ごうくんが目の前にいることがこんなにも嬉しい。自覚していた以上に私は寂しかったらしい。泣きそうになる。
ふわっと笑うごうくん。私の頭にポンっと手を置いて、クシャクシャっと優しくなでた。
剛「久しぶりに見たな。すっぴん」
私「……うん」
剛「なんつー顔してんだよ。泣くな」
私「……泣いてない」
剛「さっさと風呂入って寝ろ」
私「……」
剛「返事は?」
私「……うん」
剛「俺明日も早いんだ」
私「…あ、うん。そうだよね。うん、わかってる」
剛「……寂しいか」
ごうくんはまたふわっと笑って、私のほっぺをつまんだ。
私「痛い…!」
剛「じゃあな」
そのまま閉めた鍵をガチャンっと開けるごうくん。
私「えっ、もう帰るの!?」
剛「悪い。明日本当に早くて」
私「あっ、そっか、そうだよね。今そう言ったばっかりだったね」
剛「痛み刺激は記憶に残るんだって」
私「えっ?」
剛「この前、健が言ってた」
鍵ちゃんと閉めろよ、と言って、ごうくんはまたニット帽を深く被って家を出た。
私の頬には、かすかな痛みが残っていた。ごうくんが舞台を終えるまでずっと、その痛みは私の記憶に残り続けた。〜fin.〜
…………予期せぬ短編小説できた。

View more