Ask @johnetsu592:

文体フェチということですがフェチにめざめるきっかけが何かあったのでしょうか? またこのひとの文体はすごい、文体についてならこの本みたいなものがあれば是非ともお聞きしたいです。

まじめな質問をいただいてしまった…。ありがとうございます。
「文体」の定義なんですが、俺はものすごく広い意味で考えていて、記述があればそこには必ず文体がある。柄谷行人は「科学もまた文体の問題である」と言っていたけれど、記述のルールが文体なんです。俺は世の中を記述しているルールが昔からよくわかんなかったので、いつのまにか文体を研究するようになった(のかもしれない)。
文体論なら何と言っても橋本治でしょう。『蓮と刀』という怪著があって、これは文体論でありながら近代知識人批判であり、ホモ論であるという意味のわからない本。この人は大学入るまでまともに本読んでなくて、はじめてすっと入ってきたのが鶴屋南北(江戸の歌舞伎作家)の台本だというからすごいんだけど、初期の著作は文体が尖りまくってます。内容によってぜんぶ文体変えてる。
あと本自体そんな読んでるわけじゃないんだけど、わりと読んだ作家を並べ書きします。
大塚英志・・・何かと格闘している文体。わかるとすっと入ってくる。
色川武大・・・『うらおもて人生録』が素晴らしい。人間、器以上の文章は書けないなと思う。
内田樹・・・この人の文体を使うと、絶対に発狂しません。完全に文体の人なので、ツイッターになると残念感が。
村上龍・・・『コインロッカー・ベイビーズ』は特にぐいぐい読まされる。これ以上力のある文章はちょっとない。
舞城王太郎・・・浪人時代にかなり読んだ。最近は自分では使わないようにしてるけど、饒舌体大好きです。
清水義範・・・パスティーシュで有名。この人、絶対過小評価だと思うんだよな。
あとまあいろいろ。最近ハマってるゲームの攻略本だって、独自の文体があるんですよ。ギャグ漫画だって文体あるし。一番大きいのは不条理ギャグ漫画のそれかもしれない。
「オナホ男」という新感覚小説があるんですけど、これは文体模写がうまいと云う評判らしいです。もともとテキストサイトが大好きで自分も少しだけやってたので、そのへんの影響は強いと思う。

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じょーねつさんは、どういうきっかけで短歌や小説を書き始めたのですか?

ふらの
小説というか物語を書いたのは「オナホ男」がはじめてなんですけど、ねとぽよという団体の編集長に依頼されたから書きました。「小説だけは絶対書けないから他の人に頼んでくれ」って3回くらい断ったんだけど、折れて書いてしまった。
短歌は稀風社が初ですね。かみはるとすずちうコンビが寄稿を募集してたんですけど、どうせ誰も送んねーだろと思って、にぎやかしのつもりで手を上げました。
自分から書きたいと思ったものってあんまりないですね。サークルで台本書くのも頼まれてやったことだし、だからブログのモチベーションもいまいち続かないんだろうけど。読んで喜んでくれる人の顔が浮かばないと、やる気にならないのかもしれないです。

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「これだけは他人に負けない」というものがあれば教えて下さい。

「自意識が邪魔だ」という発想に小1の段階で至った。
具体的には自分がRPGのキャラクターみたいに思えて、誰かプレイヤーを変わってくれ、コントローラーを握ってくれ、と夜寝るたびに思っていて、こんなの早くても何の得もないんですけど。今の若い子なんかこう思うこと多いのかもしれないね。

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