日本では法的根拠のないサイトブロッキングが問題になっていますが、アメリカでのセックスワーカーが使っているサイト規制というのはどのような性質のものでどのような法制度のもと行われているのでしょうか?

これまでも「サイト上で性的人身取引が行われている」という名目で、民事刑事双方でさまざまな圧力がかけられてきましたが、先日成立したFOSTA/SESTAによって、これまで「インターネットプラットフォーム提供者は、プラットフォーム上で一般ユーザが行った違法行為に責任を持たない」とされてきた原則が売買春に限っては廃止されたことで、責任を問われることを恐れたサイトが一斉に閉鎖されています。
それらのサイトのみでなく、セックスワークを行っている個人のサイトやアカウント、セックスワーカーを支援している団体のサイトなども、閉鎖されたり修正を余儀なくされたりしています。法改正以前は「この法律は売買春を媒介するサイトだけを狙ったもので、支援団体などには影響がない」と説明されていたのですが、プラットフォームが過剰に自主規制してしまっていると思われます。

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