男なんですがフェミニズムの人たちの話聞いたりツイッターでの活動みるとまだまだ日本は男性社会が女性を抑圧してるなと感じます。日本で法学の立場からそうしたジェンダー状況を打破する試みなどはありますか?

学会レベルでいうとジェンダー法学会というのがあって(わたしも発表したことあります)、ごく一般的に理解されるところの男女平等を目指している印象があります。各種の法改正とかにも相応に影響を与えているはず。まずはそういうのをきっちり続けていくのが最も地道なやり方でしょう。

ただフェミニズムというかジェンダー/セクシュアリティ研究もものすごく細分化されていて、クィア学会などはもっと、セクシュアルマイノリティの問題などに定位したラディカルな問題提起を行っています。ただ、「法」というとどうしても一般的・形式的な取り扱いが必要になるので、個別の差異に対応していこうとする志向性との緊張関係はとても難しいところです。

「法」を上手に使いつつ、同時にそれを批判していくような(脱構築的な?)ちょっとアクロバティックなやり方がたぶんいちばん健全で、どちらかだけではあんまりうまくいかないんでしょうね。

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