都知事選の結果にひとこと

 波乱は特になかったと思いますが、いくつか気になったこと。
 1) 雪で足場の悪いなか、大勢が最初からわかっている選挙で46%の投票率になったこと。40%切るのではと思っていたのでちょっと意外です。このあたりの投票行動分析には興味あります。
 2) 宇都宮さんが細川さんを上回ったこと。あと、両者あわせても舛添さんに及ばなかったこと。一本化しておけばいいところを突っ張るものだから脱原発派は負けた、という批判を多少はかわせる結果にはなりましたが、それがいいことかどうかはちょっとわからない。
 3) 田母神さんがそこそこの票を集めたこと。当初は10万票もとればたいしたものと思っていましたが、特に若い層が宇都宮さんや細川さんを敬遠して流れたようですね。これは「右傾化」というよりは、高齢者の「逃げ切り」への反発票を消極的に集めた結果だと思います。特に細川さんが、若い無党派層を狙っておきながらアジェンダセッティングを決定的に誤ったのが大きいでしょう。田母神さん自身のナショナリスティックな主張が支持されたというわけでは必ずしもないんじゃないかと思います。どっち方向でもいいからとりあえず景気のいいこと言って、うまいこと世代間闘争の枠組みを作ったところがお見事だった(というか敵失のため、期せずしてそうなった)というところでしょう。
 とりあえずそんなところです。

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