大陸法の法哲学って息してますか?近年有名な法哲学者ってほとんど英米法系の人ですよね。

 ハーバーマス大先生を忘れないでください!(>_<) あとはロバート・アレクシとか、その弟子のカーステン・ベッカーとか、いろいろいることはいます。ただ、法哲学でドイツ系の研究者は法思想史的な関心が強い方が多く、現代の論者の紹介が少なくなっているのは事実でしょうね。日本の法哲学で流行のきざしのある「立法学(legisprudence)」などは、国際的な研究拠点がベルギーにありますし、大陸系の研究者がいっぱい集まっていますので、この分野が賑わってくるとまた状況が違ってくるかもしれません。
 基本的に大陸系の法哲学というのは、専業でやっている人は制度的にほぼいなくて、憲法や刑法、国際法などをやったうえで取り組んでいる研究者が多いです。なので、日本でも憲法や刑法の研究者が、その法哲学的な部分も一緒に紹介している場合が多くなっています。ドイツだとヘーベルレとかベッケンフェルデ、フランスだとトロペールなどは法哲学成分が相当に高いですが、日本で紹介しているのはほぼ憲法学者の方々ですね。

View more

Ask @tkira26:

About 吉良貴之@法哲学:

プロフィール
http://jj57010.web.fc2.com
主なQ&Aまとめ
http://jj57010.web.fc2.com/askfm.html

池袋