リバタリアンとしても「ダンス規制法」は由々しき問題かとは思いますが、「ダンス規制法」に反対するための"(内輪向けではなく)世間一般に向けての有効な反対ロジック"にはどのようなものが考えられるでしょうか?

 現状、クラブ「文化」の価値を広くアピールする運動が盛んなようで、一般的な認知度もだいぶ高まっているようには思いますし、運動としては一定程度、成功しているように思います。ただ一方で、あまりそういう「大きな価値」で闘ってばかりでも仕方ないのではないかな、とも思っています。こういった運動一般にいえることですが、表現の自由とかいろいろ、憲法上の価値にいきなり飛びつくのは基本的にあまり筋がよくありません。世間一般に広くアピールしてもなかなか「本気で汗をかいてくれる」人は増えにくいですので(「まあ、そういうのも大事だよね」でスルーされやすい)、利害を個別具体化することでよりコアな賛同者を増やしていくことも必要になってきます。
 というわけで今後は、同様の利害関心を持つ人々を巻き込んでステークホルダーを増やしていくほうが効果的になっていくのではないかな、と思っています。同じく風営法で規制されているパチンコ屋やゲームセンター、あとキャバクラほか接待ありの飲み屋など、深夜営業したいと思っているところも多いでしょうから、うまく共同戦線を張ればなかなか強力なんじゃないでしょうか。どうもあんまりそういう戦略的な運動をしているようには外からは見えないのですが、どうなのだろう。
 でも、ああいったクラブにはどちらかといえば「新規参入」的なところがあるというか、繁華街ど真ん中というよりは住宅地との境い目みたいな場所が多いようですので(それだけ騒音などで住民とのトラブルも起きやすくなってしまう)、他のお店とそこまでうまく連帯しにくい部分もあったりするのかもしれませんね。ちょっとそのへんはよくわかりませんですが。

View more

Ask @tkira26:

About 吉良貴之@法哲学:

プロフィール
http://jj57010.web.fc2.com
主なQ&Aまとめ
http://jj57010.web.fc2.com/askfm.html

池袋