ノージックは後にリバタリアニズム自体を撤回してしまったと聞きましたが、その事実以外に詳しい解説を読んだことがありません。関係する本人の言葉も見たことがありません。ノージックはどんな理由で、どんな立場に転向してしまったのですか?また、この件について知るのに良い文献はありますか?

.うーん、そう評する人はいますが、よくわからないんですよね。その後の著作ではいろんな概念分析とか地味にやっていますが、それが反リバタリアン的なものかどうかはちょっとどうも。「その後はリバタリアンとあんまり関係ない哲学をやった」というのが正確ではないかと個人的には思っています――整合的に理解できる可能性はあると思いますので、今後の課題としてちょっと取り組んでみたいテーマではあります。でも、もしかしたらどこかで何か述べているかもしれないので、あまり自信はありません。仮に多少述べているところがあったとしても、反リバタリアンな思想をはっきり展開したということはないので、「撤回」とか「転向」というのは言い過ぎではないかと思います。
.なぜリバタリアン的な政治哲学をその後、積極的に展開しなかったのかについては、これもそんなに明確に述べている箇所は思いつかないのでわからないです。なんでですかねぇ。何か嫌気がさしたのかもしれませんし、そういう有名なエピソードとかあるのかもしれませんが、どうもそのあたりには関心があまりないのでよく知らないです。

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