レポート課題が苦手です。4000字以上とか5000字以上とか分量が指定されるのですが、その字数に達する前に書くことがなくなってしまいます。長い文章を書くコツを教えてください。

.そういう場合、考えられることとして3つあります。
.1) その問題を論じる意義や背景、どういう方法で論じるか、そこで使われている言葉の定義、先行研究や外国の状況の整理・比較、法律や判例・制度状況、今後に向けた展望……、などなど、レポートで求められている各要素がうまく盛り込めていないとか。
.こういったものを細かく項目ごとに400字ずつとかで論じれば、すぐに4000字ぐらいはいくと思います。なので「まず目次を作る」、長い文章が苦手ならそのなかでも項目をどんどん細分化する、といったことが有効です。単に自分の言いたいことだけでなく、賛成派・反対派の論拠はどうかとか、メリット・デメリットはどうかとか、そういう「比較の軸」を作っていくと文章の構造ができてきます。
.といってもあんまり細分化しすぎると、項目ごとに1文ずつ、みたいな変なことになりがちですけど、そういう場合は「逆に言うと」とかいって必ず別方向からの説明も入れるなど。長い文章が苦手な人は、こういう「付け加えの説明」を端折ってひとりよがりになってしまって、結果的に文章もぶつ切りで短くなってしまう、ということがあります。逆に言うと、読んでる人はもう全然わかってないからくどいくらいに繰り返して説明してちょうどいい、ということです。

.2) 引用や紹介が適切に行えていない。たとえば「ロールズが述べている通りで……」で話がすっ飛んでいる文章がけっこうあるんですけど、そういう場合、ロールズが何を述べているのかをきちんと引用し、それをさらに自分の言葉でまとめなおす、さらには、その部分について別の解釈があったらそれを紹介したり、反対する議論があったらそれも紹介したりしていくと、どんどん字数がふくらんでいきます。別にこれは不当な水増しというわけではなく、議論を厚くするためにはむしろ望ましいことといえます。逆に言うと、読んでる人はロールズなんて名前も聞いたことないだろうぐらいのつもりでイチからくどくど説明してちょうどいい、ということです。さらに逆に言うと、それができるかどうかで、ロールズのその議論を自分がちゃんとわかっているかどうかをアピールできます。さらに逆に(ry

.3) こんなふうに、とりあえず3つぐらい大きく分けて論じると長くなるし、なんかバランスよく論じられているような印象を与えてとてもよいと思います。まあ、レポートは基本的に、その問題について何もわかってない人向けにゼロからくどくど説明するものだ、と思うのがよいでしょう。というか、そういう、いわば「教科書的な」まとめができるかどうかが問われているわけです。

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