Google Glassがアメリカで発売されていますが、撮られたくない人はどうしたらいいでしょうか? 不法行為で一々訴えるわけにもいかないでしょうし。 先生自身は撮られることに対して違和感はありませんか?

.どうなんでしょね。あ、Google Glass だな、というのが見た目ですぐわかる現状ではちょっと、そこまで普及することはない気もします。でもまるっきり普通のメガネと同じようになって、撮られているかどうか気づきを得ようがない状態だと、自衛の手段がなかなかないですね。現状でもスマホや何やらいろんなものにカメラがついていて、既にそういう状態になっているというべきかもしれませんが。
.屋内での盗撮とは違って、街中のように人目があるところではそういうリスクもある程度、甘受して、いつ撮られてもかまわないように気張っておくべき、なんてこと言われたらさすがにちょっとという感じです。私なんて電車とかでよく本気寝してしまうので、それ撮られたらかなわん。
.ではどうしたらいいかですが、撮られること自体を防ぐのはおそらく無理なので、そこからの被害をどう食い止めるかでしょうかね。たとえばツイッターその他、画像拡散のツールに使われるものには画像の顔認証をすべてつけることにして、顔やその他のいけない部分が写っていたら問答無用でボカシをかけるようにしてもらうとか。さすがにそうすると自分を撮った普通の写真もボカシばかりで何が何だかになりますが、それは個別に解除できるようにする。本人以外が解除したら意味がなくなるので、認証をしないといけませんが、たとえばグーグルに顔写真とか網膜のあれとかを全部登録しておいて、本人識別ができる写真がネットに上がったら通知が行くようにするとか。んで、OKならばそこで本人が解除する。これは技術的にはできないこともないと思うけどどうなのだろう――それはそれでグーグルに情報管理されすぎでイヤな感じもありますが。一方、撮られることが基本的にOKな人(政治家とか?)はあらかじめ包括的許可を与えておく。あるいは、GPS機能とくっつけて、場所によって施設管理者とかが許可・不許可を決めておくとか。
.などなど、技術的な可能性を考えるといろいろありそうに思いますけど、まあ、現時点でどこまでできるのか(そしてそれをグーグルやツイッターとかがやってくれるのかどうか)というとちょっと、という感じではあります。現実的には、盗撮画像をネットにあげてるようなやつは(たとえ本人でなくても)どんどんスパム報告してアカウント凍結にもっていくぐらいかもしれません。グーグルのストリート・ビューなども当初はずいぶんいろいろと言われて、いくらか技術的改善がなされたりもして、でもいつのまにかもっと鮮明な画像が平気で上がってたりもして、という感じでいたちごっこなんですが、とりあえずは地道な文句の積み重ねが現状では最も有効、というかそれ以外にあまり手段がないのではないかと思います。

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