@toruoga0916

大賀哲

お忙しいところ失礼致します。国際政治学を学ぶ学生におすすめの論文(日本語あるいは英語)がありましたから、教えていただけますでしょうか。

下位分野が分からないとなんとめおすすめしづらいのですが、『日本の国際政治学』(全4巻 有斐閣)、『講座国際政治』・『国際政治講座』(いずれも東大出版)あたりに入ってる論文を読んで土地勘を掴んでみると良いかもしれません。

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論文書く前に読んでおいたほうがいい「論文の書き方」系の本はありますか?

強いて言うなら『論文の教室』『シカゴスタイル』ですが、あれは反復練習して書けるようになるものなので、なにか本を読んでというよりもその分野に詳しい人に見てもらって(できたら)添削してもらった方が良いです。あとは、英文であれば良質な英文校正サービス使うのも良いです。英語だけでなく、論理の弱いところ、理路がわかりづらいところなども指摘してくれるので。

初めてのデートでしない方がいいこととは?

長い時間一緒にいすぎないこと。しゃべりすぎないこと。自己開示しすぎないこと…とか。楽しみな本をちょっとづつ読む感じに似ています。

いつも映画とか本を見たら名前メモったり内容メモったりしてますか?

しません。むしろメモるのは自分一人で考え事してるとき。

お忙しい中お答えいただいてありがとうございます! ゼミで全員がちゃんと準備をし、全員がちゃんと議論に参加するために何かルールを作ったりしていたでしょうか?報告者以外が発言しない、ということが起こりがちかと思うのですが・・。

とくにルール(最低1回は質問!)みたいなのは作ってないですが、毎回ゼミの後にゼミの感想(自分自身へのフィードバック)を①論理的思考、②プレゼンテーション、③議事進行に分けて書いてもらうようにしているので、だいたいそれをするようになってからは(個人差はありますが…)何かしらの発言や議論への参加はみられるようになっているかと思います。発言しないと感想で書くことがなくなってしまうので…。

2016年1月のブログで「単著2冊の目処が立った」と書いていましたが、どうなったのでしょうか……?(個人的には国際関係理論に関する方に興味があります)

紆余曲折を経ながら現在も執筆中です。。

ゼミで輪読を行うとき、ただ「議論してください」「質問してください」と言ってもうまくいかないと思います。 ゼミの進め方の問題だと思うのですが、全員がちゃんと読んできた上で、議論が行われるようにするためには、どのようなやり方があるでしょうか?過去の先生のゼミでは、「ディスカッション・ペーパー」を事前に作成させる、ということをやられていたようですが、それはどのようなものだったのでしょうか?

ディスカッション・ペーパーは、その論文の①要約、②問い、③仮説、④理論的立場、⑤仮説の検証方法、⑥検証の結果、⑦その解釈、⑧結論などを書いてもらってました。論文の枠組み的な部分をディスカッション・ペーパーで書いてもらって、中身の詳細部分はレジュメで口頭発表してもらうという感じでした。

人が困ってるいるのになにもできないのは 辛いですね😢あなたならどうしますか?

状況によりますが、なんかすると思います。感情に寄り添うのとかは苦手なんで、一緒に解決策を考えるとか。

夏休みの思い出はなんですか?小学生の日記のようにご回答下さい。

あさがおの観察日記つけてました。が・・・昔からああいう規則正しいのが苦手でした(笑)。

対外政策について学びたいのですが、おすすめの本、論文はありますか?

①対外政策についての哲学、思想研究
②対外政策についての理論的考察
③対外政策の歴史(所謂外交史)
に大別できますが、
①であれば
・ニコルソン『外交』(UP選書)
・E.H.カ―『危機の二十年-理想と現実』(岩波文庫)
・モーゲンソー『国際政治(上)(中)(下)-権力と平和』(岩波文庫)
・ケナン『アメリカ外交50年』(岩波現代文庫)
②であれば
・須藤季夫『国家の対外行動』(東大出版会)
③であれば
・渡辺昭夫『戦後日本の対外政策』
・五百旗頭真『戦後日本外交史』
・日本国際政治学会編『歴史の中の国際政治』(有斐閣)
などでしょうか。①と②の中間的な位置づけの古典としてはアリソン『決定の本質』(日経BP)なども良いかと思います。

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