Ask @xxxelekixxx:

期限切れの上、質問ではなくて申し訳ありません。あけぼの探検隊シリーズを、ぜひ再販して頂けないでしょうか。いつかロマンチック・バザールと一緒に自家通販させて頂こうと思っていたら、いつの間にか始まっていて、既に6巻も完売してた…。是非、是非!ご検討頂けましたら泣けるほど嬉しいです。

先日ブログの方でも触れたのですが、完売した同人誌は電子書籍での頒布を検討中です。探険隊もそのようにしようと思っております。紙の方でも、続きが出せそうな時にまた再販なり再録なりする気がします。あと6だけでしたら若干予備分が残っているので、お手数ですがメールの方でお問い合わせいただけば対応できるかもです、よろしくお願いします。

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渡海さん、こんにちは!サイト15周年(くらい)おめでとうございます♪あらためて著作リストを見返し、さまざまなジャンルでコンスタントに作品を出されていることに感心しきりです。さて質問ですが、渡海さんさんは普段どういう手順でお話を書かれますか?プロットを作って頭から順番に~、シーンごとにまとまりで書いて後から構成を見直し~等々、できれば詳しめに教えていただけると嬉しいです。また創作や描写において気をつけていることなどあれば、合わせて教えてください。よろしくお願いします。

お祝いありがとうございます!
作品を書く手順ですが、ジャンルとか、同人誌か商業誌かとかでもまたいろいろ違ってくる感じなので説明するのはちょっと難しいんですが…。
好き勝手に書いてる話、同人誌とか、人に見せる予定のない話だと、日頃適当に過ごしてるとパッと話が頭に浮かんで、とりあえずそのイメージをいくつかの言葉でメモします。浮かんだ話を思い出せるようにキーワードを作っておく作業です。
で、浮かんだ時点で話がもう完成しているので、うまく伝わるかわからないんですが「見た夢を思い出すような」感じで思い出せた部分をもうちょっと詳しくメモしていきます。友達には「おまえ仏師みたいだな」とよく言われます。木の中にすでに仏の姿があって、私はそれを掘り出してあげるだけです、みたいな感じです。
最初に浮かんだイメージを一生懸命心の中に画鋲で止めてずっと気に懸けつつ、しばらく放っておいて、たまに心の中で反芻したりメモを見返したりしてるうち、「あ、今はこれが書きたいな」って気分にぴったり合う時があるので、その時プロットを作り始めます。
また夢を思い出すように、全体の流れや、台詞などを書き出します。
どこからっていうより、全体がもうできているので、いろんなとこをちょっとずつ足して膨らましていく作業になります。
またしばらく放っておきます。年単位で放っておく時もあります。
プロットを読み返して「そろそろこれをちゃんと書こう」って思ったら、もうちょっと詳細なエピソードを思い出して足したりしたあと、プロットを分割して起承転結とか序破急とか、それなりに1冊の本として、あるいはシリーズ的に巻数を分けて読めるような体裁に構成しなおして、必要ならエピソードを入れ替えたり、設定を細かく書き出したりして、プロットその2を作ります。っていうかこれがプロットと呼べるものかもしれません。
そこからさらに浮かんだ台詞を入れてみたり、地の文を書いたり、設定を足してみたり、思いついたものをどんどん足していくと、『荒書き』って呼んでるものができあがります。
この辺は考えたり思い出したりっていうより、勝手に頭に浮かぶのをメモする感じです。
これをやっていくうちに『下書き』ができます。
この時間が一番楽しいです。
そのあと清書して、『初稿』ができます。時間があったら、前はこれもしばらく放っておいてちょこちょこ読みやすく直したり、思いついたとこを足したり、いらないところを削ったりしてたんですが、最近は日程の関係もあって初稿の状態で同人誌にしています。いけないですね。
Webだと、一回アップしたあとも実はちょこちょこ直している…。
誰にも見せない話だと、年単位でのんびり書きながら、すごいいっぱい手を加えて、終わる雰囲気もないってやつがごろごろあります。多分死ぬまで完成しない。
商業誌だと、大体編集さんと「次はこんな話にしましょう」っていう話し合いがあって、それに合わせてお話を考える感じです。提案と自分の萌えを摺り合わせて「これは書きたい」って思った設定を頭に浮かべて、そこから肉付けしていく感じです。
これも「こういうのが書きたい」っていうキーワードを書き出し、プロットを作って、荒書き、下書き、清書、みたいな感じで書いていきます。
作業的には同じなんですが、お話が浮かぶ最初の切っ掛けが違う感じです。これが違うと、私にとっては根本的にまったく別物です。どっちがいいかっていうのはわからん。
好き勝手に書いてるものより、仕事の原稿の方が、「一生懸命考えて」設定とかキャラとか台詞とかがしっくりくるよう調整する度合いがかなり大きいです。そうしないと読者さんに読んでもらえるレベルにならぬので…。
初稿書き上げてから大幅に直す、っていうのは多分滅多にありません。あるのかもしれませんが、書き上げると大体忘れるので覚えていない…前に私はあんまり直さないなーって話を編集したら、「そんなことはない、●●は結構直しましたよね」って言われたことがあるので、直す時もあるのかもしれない。
ノベライズだと、一回世界観を自分の中で呑み込んでから再構築して、原作のイメージを極力壊さないように文章にしていきます。
映像やゲームを小説として読めるように直す、っていう作業は、すごく勉強になるしおもしろいです。
プロになる前は、漫画を小説に書き直すっていうのを練習としてやっていて(氷室冴子さんの影響です)、この辺がノベライズやらせていただくにあたってすごく役にたったなーと思います。
前はプロットとか作らずに(仕事で出す必要がある時は何行かの短いやつを渡してた)一気にバーッと書いてたんですが、最近は試行錯誤のすえ荒書き→下書き→本番みたいな形にしてます。
なぜなら書き上げてから直す時間を取るのが難しくなってしまったので、できるだけ書き上がった時に「最初に考えたもの」に近くなるよう調整する必要があるからです。効率の問題です。
短い話だと、未だにプロットとかなく一気に書き上げてます。
創作にあたって気をつけてることは、好き勝手やってるやつだと「リミッター解放して自分の好きなものだけを書こう」、お仕事だと「自分の思っていることのなかで人に共感してもらえそうな部分を、共感してもらえそうな表現で書こう」っていうのが根底にあると思います。
あと商業誌に関してははっきりと「ここはこうしてください」っていう指示が編集さんの方からあるので、、明かすとなんか読者さん的に興ざめになりそうなので書かないでおきます。そこはしっかり守ってるっていうか守ろうとしてます。そういう縛りがあって気楽な時もあり、しんどい時もあり。
あとは毎回、読む人とは関係ない部分で「今回はここをこうしよう」「ここはこうすまい」っていう自分用の小さな目標をつけて、それを達成できるように気をつけてます。
こんな感じです。
長いね!ごめん。
あとつらつら書きすぎてすでにこの文章が人に伝わるものじゃないのではないか、という疑惑がありますねすみません。
最近「どうやって話を書いてますか」っていう質問を割と受けるんですが、毎回うまく伝えられなくてもどかしいです。
何かお役に立てれば(?)さいわいです。

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コスプレイヤーについてどう思われますか? また、ご自身の作品のコスプレをした方が居たら、どんな気持ちになりますでしょうか?

昔は興味がなくてあんまりよくわからなかったんですが、最近はコスプレをしている方と知り合ったことが切っ掛けで、おもしろいなーと思うようになりました!
いかに好きな作品のキャラに近づけるかを一生懸命考えて衣装や小物を自作したり、ロケ地や撮影の仕方にこだわったり、写真集のデザインにこだわったり、総じて「その作品の世界観を本当に愛していて、コスプレという形でそれを表現する」ことを追究している人に関しては、ものすごく尊敬しているし、と感動してばかりです。
文章や絵で表すように、コスプレでの表現っていうのがあるんだなーということに、ここ数年でやっと気づいたという(遅い)。
イベント会場で、そういうこだわりを持ったコスプレイヤーさんを見ると、嬉しくてほれぼれ見てしまいます。
素敵な小説やすごい漫画に対するように、執念を感じるレベルのコスプレに関しては、大好きです!という感じです。
興味を持つようになったあたりで、コスプレ可のイベントに結構行くようになったため、細かいとこまで小物を仕込んでるコスプレイヤーさんとかみつけるとキャッキャするようになりました。
最近だと、黛千尋の鞄から「時計仕掛けの林檎と蜂蜜と妹」が覗いていた時はほんと感動した!ちゃんとカバー作ってあった…。
自分の作品のコスプレ…は、どうなんだろう、すっごい恥ずかしいというか照れて仕方なくて両手で顔を覆って指の隙間から覗く感じになるんじゃないですかね。
もし私のお話を読んで、コスプレでそれを表現したいなーって思ってくださった人がいたら、すっごい嬉しいと思います。

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