「このあたりの文章はコラムっぽい」ということだけど、コラムは書いたことある? July 16, 2014 知り合いのアイマスの合同誌に一本寄稿したことがあります。今さっき聞いたら公開許可が下りたので出します。『実証・如月千早は本当に可愛そうな子なのか』著.ひゃくまる零.闇よりいづる者、其の産声知人の乳カスことこの本の発行者が「アイマスでおっぱい」という救い難い内容の本を出すというので、軽い気持ちで「千早に近いプロポーションの人間を探して来て、乳触って、本当に千早が可愛そうなのか検証するとかどうですか」とネタぶん投げたら、書けと命じられたので兵庫県は片田舎の自室にてこの文章を執筆している。言いだしっぺの法則は宇宙の大原則でもあったらしい。この調子で命じた人間は四半世紀以内に雷に撃たれる法則なども出来ないでしょうか?(兵庫県・学生)一.電子携帯と絆の彼岸ではフィールドワークを行う前に如月千早の基本データを見てみよう。如月千早(十五)高校一年。身長162㎝・体重41㎏・スリーサイズ上から72-55-78・血液型A型・誕生日2/25、趣味は音楽鑑賞・俺の嫁(公式HPより一部抜粋)基本情報がそろった所でフィールドワークを開始する。やり方はごく簡単である。携帯に登録している女子に向け「なあ……お乳しようや……」と電子メールを送るだけなのである。あとは返信を待つだけで良いという脅威の果報システム。携帯電話が普及して以降、学生の告白など下駄箱に忍ばせた手紙で以って体育館裏や屋上、放課後の教室へ呼び出しするものから、電子メールのボタン操作だけで行えるインスタントなものになったという。相手の顔色を伺わないでいいというのはそれ即ち自由ではなかろうか。つまり私に迷いはなかった。では三十二名にスココン一斉送信ビビー。即効で震え出す携帯。「未読メール十二通」。心の折れる音を聞いた。ニ.こんにちは僕の聖告天使読者諸賢に於かれてはもうお気付きのことと思われるが、この時点で真面目に文章を書く気が消失した。願わくばこのページが他のページよりも柔らかい紙質であることである。ケツ拭ける位に。さて全てを諦めた私が検索エンジンにて、美味しいカレーの作り方を漁っていた時ガブリエルが舞い降りて耳元で囁いた。『如月千早に近いプロポーションの人間を探すのなら、年頃も近いほうが良いのではないか。考えてみればメール送った人間は皆あずさんよりもババアではないか。求めるべきは若いピチピチの肉体ではないか。病気で弱った女子高生を観察する為、月一で母校の保健室へ訪問していることを思い出せ。――力が欲しいか』。気が付いたら保健室の椅子に座って近所の洋菓子店の袋を懇意にして下さっている養護教諭に差し出していた。三.選ばれし者の恍惚と苦悩持参したプチシュークリームを生理痛に喘ぐ女子高生(!)に手渡した所ではたと思うた。「乳のサイズ教えてくれや」と切り出した一週間後にPTAのお便りの一面を飾る確立は如何程であろう。ヤダ怖い。ギルバート博士が「人間は未来を想像する時、極端な物を思い浮かべ易い」と仰っていたけれどこれは極端なことなどでは無いと言い切れる。最近のモンスターペアレンツは僕のポケットモンスターよりも怖い。失礼。しかし。今こそ好機であることも疑いようなく。ならばニイタカヤマノボレ。「な……なぁ……お、おっぱいのサイズ、どっ、どれくやいなんや?」一拍。保健室の静寂を切り裂く女性徒の悲鳴。ポリ公来たりて手錠をまあ嘘だ。安心して欲しい。私は何も埋め込まれていないし連れ去られてもいない。そんな小さな嘘。実際は三角コーナーにへばり付いた人参の皮を見るような目で見られた。その後携帯弄り出された。ツイッターかミクシーで「セクハラ被害なう」とか書かれた。たったそれだけの話。ふと視線を感じた。口蹄疫に犯された屠殺場の豚を見る瞳の養護教諭と目と目が逢う瞬間。「何をしとるん」。あ、いえ、実は、今胸囲が72㎝の女の子を捜しているんです。「日本人の平均やね。アンダーがやろ?」いえトップが。「身長と体重は?」162㎝と41㎏っす。先生は眉を潜め、少し黙ってから言う。「……おらんやろ、そんな子」。言葉を失くす私。健康診断にてうら若い女体を味わい尽くした養護教諭は言い募る。「日本人のアンダー平均が72㎝やで。タッパがそんだけあるならどんだけ細くしてもアンダー60後半やろ。トップとの差が数㎝って、板の上に乳首がついてるようなモンやで」。四.屑篭と糞夢から目覚めた。この場合の夢とはロッカーが東京に存在すると信じて探しに行く系統のそれである。そしてそれから目覚めた私は、毒虫以下の醜い豚だった。三次元への幻想という口蹄疫に犯された、屠殺場の豚だった!私はこんな場所に一体何を期待していたのだ!そも三次元に千早のような子がいれば、平日の昼間っからムラムラするゲームをエディターに映しつつバター犬のように涎垂れ流してクリック連打なんてする人間になってない!見切りをつけられた物に見切りなんてつけてこんな場所にいるのは、嗚呼、糞や!現実なんて糞やと思ったからや!辛うじて七通帰ってきた電子メールの全てが、私よりおっきいサイズだった現実なんて屑篭の中の糞やと思ったからや!冷ややかな視線と言葉を置き去りに、保健室を飛び出した私。向う場所は決まっていた。千早が居る場所だ。千早。生の灯火、腰の焔。わが罪、魂。帰宅。エディターの前に正座。箱起動。ヴイン。千早は此処にしかいない。喧しいファン。箱の中。如月千早が本当に可愛そうなのかどうか、屑篭の中の糞の成分たる私たちが理解出来る日は、千早のいる場所に行ける日だ。それまでいくら議論を重ねようと、プロポーションが近い女子を連れて来ようと、憶測の上に成り立った検証でしかない。見慣れた事務所が画面に映る。さあ今日も一日忙しくなるぞ。「おはようございます、プロデューサー」凛とした声。千早だ。千早がいる!微笑みながら私を見ている!ふと、彼女の胸元に視線が行った。千早の胸は――〔完〕今読み返して思ったけれどこの文章書いた人間相当頭おかしい。View more Liked by: めぢか
ひゃくまるさんはパンツで漬けたきゅうりの人と似たような天才性を感じる July 16, 2014 それただの「パンツで漬けたきゅうりの人」のステマだろいい加減にしろ!http://www.nicovideo.jp/watch/sm12162807
自分をファンタジー世界の住人とした時の設定を教えてください。 July 14, 2014 俺の名は御前零児。二つ名は夜明けのミッドナイト。静かに背後へ忍び寄り、一撃で殺すスタイルだ。――だが一つ問題があって、俺は早寝早起きの調朝型人間なのだ!
初めから肯定されているような生温い話をラノベでやるな、との事ですが、ひゃくまるさんがラノベに求める物は何ですか? July 14, 2014 ラノベは「悪いヤク」であるべきだと思う。走ってるっていうか、浸ってるっていうか、ドライブ感というか。でなければやっぱり嫌悪感ってやつだよ。 Liked by: スプーン
舞城王太郎の好きな作品と良さを教えてください。ああ、素晴らしきメフィスト July 13, 2014 中学時代にメフィストのvol.1を友人から「読む?」と進められなければ、私の魂はいまより少しは清らかであったろうにと思って無念でならなくもなくない。と、いうわけでワーイ舞城だワーイ。たぶん多くの人が「煙か土か食い物」と「阿修羅ガール」を薦めると思うんですけど、私が好きなのは「阿修羅ガール」と「好き好き大好き超愛してる」と「熊の場所」ですね。舞城の小説って基本的に登場人物にブレーキがなくて好きなんですけど、特に「女の子」の頭のネジが数本飛んでる話が好きでこの三本です。読むたびに『人を文字で溺死させる気かコイツは!?』とイライラしながら読むんですが、こういう感覚(広い場所で読んでても、段々と息が詰まってくるような、そんな錯覚をさせてくれる読書)を味あわせてくれる作家って、思い出す限りでは舞城以外いないので好きです。ええ、ホントに、どんな話も読んだあとサッパリするどころか、「ああ……うわ……もう……嫌なもん見ちまったな……」という読了感になるんですけど、そこが好きなんです。……はい、こっからちょっと話が逸れるんですけど、最近の『ラノベ』って、嫌悪感がないような気がするんですよね。主人公が、あるいはその物語の世界そのものが、わりと最初から、そこに介在しているありとあらゆる斥力に肯定されすぎているような気が。いま話題の俺TEEEEEこと「性格の悪いポッターがたくさんの性格の悪いマルフォイを殴っていく話」や「いじめられっこのデブが仮想空間で戦ったりする」とか取ってみるに、獲得がインスタントすぎるんですよ。箱庭感があるというか。(まあ「それは違うぞ!」っていう意見もあると思うし、十把一絡げにして良し/悪しを語るようなもんではないとは思うんですけど、私は(私の思い込みが見せる幻覚だとしても)どうしてもそれ(肯定感)を感じてしまうし、感じてしまうその「あなたはあなたでいていいんですよ!」とか「ありのままでオッケー!」みたいな空気が、マジで気に食わない。大体そんな生ぬるいもんをラノベでやんな、と思う。)はい閑話休題。ほんで舞城はというと、さっきも言ったように、作品の随所にそういう、嫌悪感があるんですよね。物語を飛び越えて、作者すら嫌いになってしまいそうなくらいの強烈なもんです。辟易とする、ああもうこの人の文章読みたくない、コイツらそろいもそろってなんて頭おかしいんだ、ははは言ってる意味わかんねぇ、とか、そんな気がしてくる。これがもうたまらない。私が求めていたラノベって感じがする。え?あ?やめろ、九十九十九の話をするな。あ、あ、あああああああーーーーー!!!!View more Liked by: meme. めぢか スプーン
佐藤友哉の「水没ピアノ」はメフィストでも屈指の傑作だろ!いい加減にしろ! July 13, 2014 フリッカー式読んで、飛ぶ教室読んで、「おお、いいじゃん。よし、鏡家サーガを見守ろう」っていった矢先に膝へクリスマステロルだぞ!!
先週彼女との京都デートを相談したものです。黒田清輝展の後ご指示通りマンガミュージアムへ行って長刀鉾の曳き初めをして鴨川で告白したらOKもらえました。ひゃくまるさんありがとう。 July 12, 2014 はい。 Liked by: ヤマシタタイヤ
最後まで愛が通じ合うことはなかった、と。なるほど。 では、軽空母は、何か題材あります? July 12, 2014 千歳千代田でフキノトウ(花言葉/処罰は行なわなければならない)。ツイッターで断片だけ書きましたがここで供養だ。『千歳姉は、優しいよねぇ――。』汗の滲んだ額に髪の毛をぺったりと張り付かせて、寝所に泥のように沈み込みながら、千代田が言った。酒精がもたらす酩酊にも似ただるさが体全体を包んでいる。意識が細い一本の糸になって、徐々に眠りの淵へ引きづり込まれていくのを感じながら、私はその言葉を聞く。「私はその優しさに甘えてるだけだって、最近よく思うの」千代田の声は嫌に明るい。口を動かすのも億劫で、浅い呼吸だけを私は閉じかけた唇からそろそろ漏らす。――先に身体を求めたのはどちらだっただろう?どちらともなく、だったろうと私は思う。死の色を毎日毎日間近で見ていれば、生きた他人の体温を求めるのはごく当たり前の行為だと思っているから。でも、千代田が言うには「そういうこと」ではないらしくて。「いつか罰が当たると思うの」隣に寝そべる私の頬を手の平で撫でながら、千代田が、笑う。――春はまだ遠く、舞鶴の鎮守府は12月も曇天と雪で閉ざされていた。ああ、意識が本格的に希薄になっていく。千代田の手の平の感触が遠のいていく。瞼が落ち切る刹那、『その時は私だって一緒に地獄へ落ちるわ』。その一言を告げられたかどうかは、終ぞわからなかった。
扶桑山城は確か、お互いを別々に監禁するんでしたっけ?では、伊勢日向は・・・? July 12, 2014 艦娘が花を贈って、片方が話の最後に死ぬやつです(ざっくり)伊勢は日向にバラの蕾を贈ったのですが、開かないまま散りました。
・・・すいません、訊く艦種を間違えました(失念していたとも言う)。 戦艦は如何です? July 12, 2014 伊勢/日向と扶桑/山城で各一本書きましたね。個人的には艦種またぎなんですけど大和/矢矧が好きです。
ひゃっくん押尾コータロー好きって事は村治佳織も好き? July 12, 2014 押尾コータローが聞いてて「スコッチくれよ!」って思うタイプなら村治佳織は聞いてて「コーヒーくれよ!」って思うタイプ。好き。