日本で行為論の研究をするのは難しいのでしょうか?
日本の研究環境についてほとんど何も知らないのでなんともいえませんが、哲学の他の分野に比べて特に行為論を研究することが日本では難しいということはないのではないかと思います。主に英語圏で英語で盛んに行われている研究をしようと思えば、単に言語的に研究するのがしんどいかもしれないことの他に、学会が近くで行われないとか、同じ領域を研究する仲間が少ないとか、情報が回ってくるのが遅いとか、いろいろ困難はあると思いますが、これらは行為論に限ったことではありませんし、またたとえばアメリカのすごく田舎の大学にいたとしても同じことでしょう。