うわ〜凄い悩む質問ですねこれ。兵長の「惜しからざりし命さへ」か青峰の「神産み」か笠松の「ケースバイヴァニラ」か及川の「ジェイロー」ですね。
更にこの中で厳選するとしたら……う〜ん。青峰の「神産み」ですかね。
前々から私にとっては青峰は神様みたいなもので、いつかそれが書けたらいいなあと思ってました。読んで頂いた方には分かると思いますが、比喩でもなく本当の意味で青峰が神様って話です。
幼い頃から神社に通い清い心を持ってバスケを愛する青峰を依り代として神様が宿ったって設定なんですけど、原作で青峰がスレ始めたあたりからその神様は消えるんですね。清い心が消えてしまったので。それが消えてしまう日にある少女の声を聞いた青峰くん。それからはもう原作通りスレて「俺に勝てるのは俺だけだ」とかくっせ〜台詞を吐き出す日々。桃井ちゃんとは別のマネージャーに部活出ろやら何やらかんやら言われ、青峰は本能的にこの少女を嫌いになるんだけど、この少女こそあの日の少女なんですよね。
まあそれからWCで誠凛に負けてやっと心からバスケを楽しめるという清い心を取り戻した青峰くん、朝方に神社に行って神様の力をもう一度返してもらうんですが、この青峰くん、ふっつ〜に人殺そうとします。首絞めて殺そうとします。
青峰は夏生まれ、ガングロ(多分これ関係ない)ということもあって私は青峰に太陽が1番似合うと思うんですよね。だから、青峰が神様ということも書きたかったけど、太陽そのものを無理やり起こしてしまう青峰も書きたかったんです。意味わからんですけど宇宙の法則無視ですけど、青峰はブラックホールだからいいかなって(^ー^)ノ
結局少女は青峰が神様の力を失ってる間の依り代だったんですけど、神社の裏に祀られてる古びた祠が具現化した姿です。なので青峰に神様の力を返した後は消えます。青峰の記憶からも消えます。
消えたんだけれども、祠を見てなんだか懐かしいなあ〜とか思う青峰。風に紛れて声が聞こえた時「懐かしくて温かくなる」と例えてます。以前は「吐き気がする声」と言ってたけど邪気を失くした青峰の素直な心を書きたかった〜(^ー^)ノ(^ー^)ノ意味わからんちん。
最後に青峰は祠にバスケットボールを供えますが、少女はバスケをする青峰が大好きでした。そして青峰は気付いてないけど、バスケをする青峰をずっと見守ってくれていた少女を心のどこかで思っていました。青峰はこの先、自分の身に起こったこと、少女と過ごしたこと、言葉を交わしたことを思い出すことはないんですけどね。
冒頭で綴ってる詩の
「吾が心の足下を思うて以って
足元も吾に懸懸たらんことを知れり」は訳すると
「私があなたを思っているように、あなたも私を思っていてくれているでしょう。」です。(引用-唐宋八家文 韓愈 孟東野に与うる書)
まあそういう感じです。グダグダな回答になりましたが、簡潔にいえば神様である青峰かけて大満足でした!
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