今まで読んだエロゲテキストで、一番興奮したのは何ですか?
「エロゲは娯楽です。娯楽は刹那的なものだから、なにも残らないし残さない」。
つまりはそういうことです。興奮したという事実は残りますが、「何が」「どれが」というのは残らないのです。
というか、私がやってきたエロゲーは主に「泣きゲー」に分類されるものですので、そもそも論点はそこじゃないんだよなぁ、という言葉しかお返しできないのです。
はい。エロゲテキストというのにも区分がありまして、というかエロゲにも区別はありまして、それが「抜きゲー」と「泣きゲー」というものです。
そもそも「泣きゲー」というのはなんぞやというと、「抜くことよりも泣くこと」を重視したかのような、シナリオ重視の作品が出てきた頃(同級生やONE 〜輝く季節へ〜が発売された1997年ごろ)から作られた言葉です。
(そのあたりから「エロゲー」という大きな分類が「抜きゲー」、「泣きゲー」に分割された(すなわちそれ以前のエロゲーはエロゲーという大きな枠ないでしかなかった)のですが、まあそれはさておき。)
と、いうように、「泣きゲー」というのはあくまでシナリオのどうこうを味わうものであって、読者側の性的興奮は二の次です。
だから「これ超えろかったよ!」という記憶には残りにくいわけですね。そりゃそうです。それが第一目的で作られたゲームじゃないんだから。
泣きゲーにおいて「一番興奮した」というのを語るなら、もうチュパ音時の声優さんの演技が良かった悪かったで語るしかないので、それは質問の範疇外の話となってしまうわけです。
(大雑把に「チュパ音」っても・舐める音 ・吸い込む音 ・咥えながら喋る声 ・喘ぎ、鼻息 ・咥えている深さ、動きや速度による声の変化 ・飲む音 であらわされているから、「音」の要素と「声」の要素が折り重なって出来ている訳で、この辺上手く表現するっていうのはひとえに声優さんの力ですよね。はい閑話休題。)
余談ながら、エロゲー黎明期を支えた偉大なるレーベルとして「エルフ」というのがあります。
「同級生」というタイトルに聞き覚えはございませんでしょうか。
それが発売された1992年の当時、「フロッピーディスク10枚組」のエロゲーを出した狂った会社です。
この「同級生」以前にもアダルトソフト、という区分で様々なエロゲーが出ていましたが、それはリトルコンピューターピープル(ちっさい妖精のおっさんの生活をただ眺めているだけ)の夜の営み版というべきナイトライフなどの、「ただ機械的なもの」でした。エロゲで得られる興奮はとても簡素なものだったわけです。
同級生が偉大なのは、そこに「シナリオ」という一要素をはじめて組み込んだというところであり、なによりそれまでの東京奇憚クラブ感溢れる劇画調のキャラ作画や、鳥山アキラ感溢れる丸っこいフォルムのキャラデザではなく、今でいう「萌え絵」でそれをやったというのが多大なる功績だったと思います。なんの話だこれ。
つまりはそういうことです。興奮したという事実は残りますが、「何が」「どれが」というのは残らないのです。
というか、私がやってきたエロゲーは主に「泣きゲー」に分類されるものですので、そもそも論点はそこじゃないんだよなぁ、という言葉しかお返しできないのです。
はい。エロゲテキストというのにも区分がありまして、というかエロゲにも区別はありまして、それが「抜きゲー」と「泣きゲー」というものです。
そもそも「泣きゲー」というのはなんぞやというと、「抜くことよりも泣くこと」を重視したかのような、シナリオ重視の作品が出てきた頃(同級生やONE 〜輝く季節へ〜が発売された1997年ごろ)から作られた言葉です。
(そのあたりから「エロゲー」という大きな分類が「抜きゲー」、「泣きゲー」に分割された(すなわちそれ以前のエロゲーはエロゲーという大きな枠ないでしかなかった)のですが、まあそれはさておき。)
と、いうように、「泣きゲー」というのはあくまでシナリオのどうこうを味わうものであって、読者側の性的興奮は二の次です。
だから「これ超えろかったよ!」という記憶には残りにくいわけですね。そりゃそうです。それが第一目的で作られたゲームじゃないんだから。
泣きゲーにおいて「一番興奮した」というのを語るなら、もうチュパ音時の声優さんの演技が良かった悪かったで語るしかないので、それは質問の範疇外の話となってしまうわけです。
(大雑把に「チュパ音」っても・舐める音 ・吸い込む音 ・咥えながら喋る声 ・喘ぎ、鼻息 ・咥えている深さ、動きや速度による声の変化 ・飲む音 であらわされているから、「音」の要素と「声」の要素が折り重なって出来ている訳で、この辺上手く表現するっていうのはひとえに声優さんの力ですよね。はい閑話休題。)
余談ながら、エロゲー黎明期を支えた偉大なるレーベルとして「エルフ」というのがあります。
「同級生」というタイトルに聞き覚えはございませんでしょうか。
それが発売された1992年の当時、「フロッピーディスク10枚組」のエロゲーを出した狂った会社です。
この「同級生」以前にもアダルトソフト、という区分で様々なエロゲーが出ていましたが、それはリトルコンピューターピープル(ちっさい妖精のおっさんの生活をただ眺めているだけ)の夜の営み版というべきナイトライフなどの、「ただ機械的なもの」でした。エロゲで得られる興奮はとても簡素なものだったわけです。
同級生が偉大なのは、そこに「シナリオ」という一要素をはじめて組み込んだというところであり、なによりそれまでの東京奇憚クラブ感溢れる劇画調のキャラ作画や、鳥山アキラ感溢れる丸っこいフォルムのキャラデザではなく、今でいう「萌え絵」でそれをやったというのが多大なる功績だったと思います。なんの話だこれ。