ー秋風・五航戦ー 瑞鶴「わが幸運の奥義は雪風に授けておいた。他日あれは日本の名誉を守ってくれるであろう」 「響、高雄、北上、榛名、長門は忠義の艦じゃ、特に響は大切に扱うがよい」 「あの蒼空、極みはいずこであろうのう」…見よ、我が艦載機を。今滅亡前の最後の輝きを見せている。 見ていよ、今に墜ちるであろう。あっ…だが瑞鶴は答えなかった。 艦朝の再興をはかり戦い続けた空母たち。翔鶴、加賀、赤城、飛龍、蒼龍、その他諸々の艦娘たち…… その最後の巨星がついに落ちた。
榛名はだいじょぶです!
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