こんにちは。ご質問ありがとうございます。
①中国語レベルに関して
もし中国語のレベルがまだある程度のレベルに達していないのであれば、まずは中国語レベルを上げるところから始めるのがいいと思います。中国語があまりできない状態で大学に入っても、授業が聞き取れないと意味がありません。台湾の大学に正規留学をする前の1年~2年を台湾の語学センターで中国語留学する学生はたくさんいます。(私は独学3年、語学センター1年の後大学へ進学しました)ですので、経済的・時間的に許されるのであれば、まずは語学留学から始めるのもよいと思います。
国立体育大学について調べましたところ、入学申請書に中国語能力を書く欄はありましたが、入学に必要なレベルに関しての記載は見当たりませんでした。ですが、ほぼ全課程は中国語で行われるため、授業についていけるだけの中国語能力は必須となります。
この申請書の後半に外国人研究生の奨学金の申請書も附属していました。研究生(院生)には授業料免除などの奨学金を提供しているようですが、学部に関してはおっしゃる通り、学外の奨学金を探したほうがよさそうです。
( 参照:http://academic.ntsu.edu.tw/files/11-1004-69.php?Lang=zh-tw)
②台湾奨学金について
台湾奨学金の申請については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.roc-taiwan.org/jp_ja/cat/21.html台北駐日経済文化代表処台湾奨学金
台湾の大学であれば、どの大学でも台湾奨学金に申請ができます。ですが、台湾の中国語の試験を受ける必要があります。
”台湾奨学金の申請者は、英語コース以外の場合、TOCFL(華語文能力試験http://www.sc-top.org.tw/ 、http://www.sc-top.org.tw/mocktest.php)進階級、あるいは同レベル以上(聴解と読解)の証明書か成績書の写しが必要である。(華語文能力の証明は、TOCFLのみ承認する。その他の言語証明は採用しない。)”
(参照:http://www.roc-taiwan.org/jp_ja/cat/21.html内の『2017年度台湾奨学金募集要項、申込書及び関連資料』。※毎年新しい資料を参照してください)
③推薦状に関して
卒業して3年以上経った社会人であれば、職場の上司などに推薦状をお願いすることができます。ですが実際私も台湾に来る前は高卒で、しかも卒業してからとても時間が経っていたので、もし直接大学に入学するとなったら、推薦状を頼む当てはありませんでした。もし台湾で語学留学を先にするのであれば、その際の中国語の先生にお願いするという方法もあります。私や知り合いはこの方法をとりました。
結論としては、まずは台湾で語学留学をすると3つのメリットがあります。
1・中国語能力をつけられる
2・台湾の中国語試験を現地で受けられる(日本でも年に数回受験できます)
3.中国語の先生に推薦状をお願いできる
大学入学まえの語学留学となると、経済的・時間的な負担も余計にかかりますので、これはあくまでも私のいち意見としてご検討いただければと思います。
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